大切なのは、穴のあいた虫歯を削って埋めたり、腫れた歯ぐきにお薬を出したり、たびたび入れ歯や差し歯を作り直したり、グラグラの歯を抜いたり、といった対症療法だけに終わらないことです。人それぞれ違った「何か」を見つけ出し、センサーが異常警報を出さないようにすることが大事だと思います。その「何か」が口の中だけにあるとは限りません。いえ、むしろ本当の原因は口の中にないことがほとんどなのです。

さあ、もう受身の治療は終わりにして、そろそろあなたにとって本当の「何か」を見つけてみませんか。
できる限りの協力をさせていただきます。

歯はセンサーです。その昔は常識だと考えられていたことも、研究が進むにつれ時代遅れとなり、或いは間違っていたことが認められ、新たな考えや理屈が常識となってきました。

今現在においても、地域や文化が違う所では、全く違った常識で世界中の人々は暮らしています。今日常識と考えられていることが、近い将来おそらく時代遅れ、或いは実は違っていました、という形でひっくり返ることになっても不思議ではありません。科学や医学がいくら進歩しようと、大昔から自然界の法則や人間の肉体構造はほとんどかわっていないのですから、考えてみれば当然です。ある意味、科学や医学常識を追い求めるほど振り回され、真実から遠のいていくと言えなくもありません。

西洋医学・現代医学が世界の主流になりつつある現代においても、歯や体のトラブルの意味するところが、時代や地域によってその捉え方に差があるのが現実です。歯のトラブルは、間違いなくその人それぞれによって、違った「何か」を訴えています。

人それぞれ違った「何か」を見つけ出し、センサーが異常警報を出さないようにすることが大事だと思います。その「何か」が口の中だけにあるとは限りません。いえ、むしろ本当の原因は口の中にないことがほとんどなのです。もう受身の治療は終わりにして、そろそろあなたにとって本当の「何か」を見つけてみませんか。