フッソのはなし②-う蝕予防効果-(コラム第15回目)
皆様こんにちは。みやのじん歯科クリニックの本田祐佳です。
前回の「フッソのはなし① -フッソを活用しましょう!-」はいかがでしたでしょうか?
第15回目の今回は「フッソのはなし②-う蝕予防効果-」です、是非ご覧下さい!
副院長 本田祐佳
WHOも認めたフッソの力
フッソ入り歯磨剤の使用により20~40%程度のう蝕予防効果があるといわれています。
実際、WHOは先進諸国の若年者のう蝕減少にフッ素入り歯磨剤の普及がもっとも寄与したと報告しています。
多くの疫学研究からもフッソ入り歯磨剤の利用がう蝕予防に欠かせないことは明らかになっており、エビデンスが確立されています。
歯ブラシでプラーク除去するだけではう蝕を予防するには十分なエビデンスはなく、歯磨剤に配合されているフッ化物をう蝕の発生するリスクの高い部位に行き渡らせることが重要なんです。
フッソ入り歯磨剤正しく選んでいますか?
リンゴジュースは果汁が無果汁のものから、100%のものまでさまざまです。
フッソ入り歯磨剤も実は含まれるフッソ濃度がさまざまなんですよ!ご存知でしたか?
あらためて普段お使いの歯磨剤をチェックしてみてください。
「あれ?どこにも書いてない・・・?!」そうなんです。
実は市販の歯磨剤にはフッソ濃度が記載されていません。
効果の期待できないものも多々あります。
正しい歯磨き粉の選択、使用量、使い方など意外と知らないことって多いですよね。
第16回のコラムは「フッソのはなし③-正しい歯磨き粉の選び方-」です。次回もお楽しみに!(12月25日頃配信予定)